2010年6月23日水曜日

時代

人生の先輩からこんな話を聞いた。

彼の青春時代、『たばこ』は店頭でしか売ってなかった。

その店の看板娘と一言挨拶をするのが楽しみだった。

たまに、看板娘でなくおばちゃんが出てくると、がっかりしたがそれはそれで味があった。

その内、自動販売機が現れた。

便利さと会話の煩わしさから、たばこ屋さんは看板娘と共に消えていった。

今、時代の流れといって、たばこ自体が消えていこうとしている。

『淋しいと思わないか?』

彼は、『たばこ』が消えていくのが淋しいのではない。

『たばこ』もろとも消えていく人と人との繋がりがなくなるのを淋しいと言われていた。

すでにその繋がりは自動販売機に奪われてしまっているのだが、再び過去を思い出して淋しさがつのってきたそうだ。

時代だからといって、なにもかも一緒に過去のものとして葬り去るのは確かに淋しい事だと思う。

R40世代はこのあたりでも頑張らねばならない気がした。


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